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この「詳細版」は、コメント付きです。所有論については青で、貨幣論については黄で、それぞれ強調してあります。
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2024年
///仕掛/// 情報哲学小事典 試読編~『ライプニッツと西田幾多郎~分析知と直観知の両立を求めて』の読書録3
理系人、『四季のない京都 1978』を読む
1 分かる/分からないに拘らない
1.1 「君たちは〜」の分からなさ
1.2 たとえば作中の詐欺師が分からない
1.3 その詐欺の文脈
1.4 詐欺について考察する前に断るべきこと
1.5 文脈整理のために立てる3つの項
1.6 この3項目全てを収める視座(第1〜第3)
1.7 そのうちの第3の視座を採用したい
1.8 採用の内実
1.9 章のまとめと補足
2 個々のパーツの検討
2.1 『四季のない京都1978』の不明点
2.2 メディア
2.3 少し寄り道:音楽論と文学論
2.4 奇跡の年
2.5 反、奇跡
2.6 AI とその周辺
2.7 章のまとめと補足
2023年
『家守綺譚』『椿宿の辺りに』
///仕掛/// ロゴスの源~『ライプニッツと西田幾多郎~分析知と直観知の両立を求めて』の読書録2
Ⅰ. 「映像知」にまつわる考察
1. 「知」について
1‐1. 物質記憶と「知」のあいだを高解像度で見る
1‐2. 技術主体とそれらの間の相互作用
1‐3. 逆説生起の例
1‐4. 逆説が属するカテゴリー
1‐5. 木下生物学が語る社会、寄生、共生
1‐6. 共生と寄生の1つの図への布置
1‐7. 逆説の在り処と矛盾
1‐8. 矛盾と逆説についての整理
1‐9. 矛盾や逆説との付き合い方
1‐10. その例示
2. 「視覚絡みの知」について
3. 『ライプニッツ~』での「映像知」
Ⅱ. アインシュタインの天才が『ライプニッツ~』でどう捉えられているか
///仕掛/// ビッグデータ時代をどう生きるか~『ライプニッツと西田幾多郎~分析知と直観知の両立を求めて』の読書録1
1.副題にある分析知・直観知は何をさすか
2.直観知に暗黙知を紐付ける
3.知を大きさに関して評価する
4.過度な「個人力信仰」は止める
5.それを止めてもなお、分析知の大きさは目に余る
6.対する直観知について直感的に探る
7.読書前の最終確認
7-1.分析知とフレーム問題
7-2.直観知と情意
7-3.他の本との比較
他人様のご苦労を尊ぶ
2022年
民主性は人間性
1.人が人を見殺しにするということ
2.言語、技術をキーとすること
3.筆者のスタンスについての補足
4.言語の自律性(ゲーム性、永続性)
5.技術の好例
6.ネットワーク科学の効用
7.次世代の言語や技術~いくつかのタームの提出
お金について
2種類のお金/人の営みという大枠から考え始める/時間/人間の特質
『はたらく細胞』から考えた「細胞の民主主義」
予感/二十一世紀の科学が明かしつつあること/解釈/哲学
私の陰陽説~小説「パーク・ライフ」から考えた
1 「パーク・ライフ」を読んで
2 一般の陰陽説
3 通常の言語観
4 『意味の深みへ』を参照すると
5 常識的な言語観
6 言語こそ陰陽
7 今後読みたい本など
2021年
ショパン、オールドソウルな方
心はどこにあるか
1 怒りについて
2 2種類の怒りについて
3 その2つの「年表平面」での考察
4 学びに向かう
5 言葉→ことば、心→こころ
『「自分」の壁』
人間らしくあるために~近代ピアノ音楽略史
最近読んだ社会派小説や政治モノ、こういう人文・社会科学系を読むと
2020年
文学的なものも少し読みます、SFが好きです、描かれている暮らしや経済にハッとしました
Chopin Mazurka op.41-1 cis-minor etc、Bach; Italian Concerto, French Overture、Mozart Piano-Sonata K310, K331
『スノーデン 日本への警告』
2019年
Chopin Nocturne op.15-3 g-minor, op.27-2 Des-major、Bach BWV904 a-minor、Bach BWV880 F-major
情報哲学小事典 続編
└言語社会/情意共有社会
貨幣譲渡を含む贈与慣習についての経済リテラシー 貨幣以外の評価尺度の後退
貨幣について
レヴィナス、内山節
1 現代都会人の利己性と社会性
2 貨幣への着眼
3 購買と贈与~購買は貨幣の譲渡から成る
4 贈与と鼎談~顔、経済性、倫理
5 鼎談と購買~絶対的第三者や正義の必要性
6 購買現象の背後に流れる時間について
7 購買現象を資本主義という絵の中に入れてみて分かったこと
8 懸念1~「ストック」について
9 懸念2~グローバル社会での金利について
補節1 ヒトの円環性、時間の体感、次元の行き来
補節2 多様なネットワーク
情報哲学小事典
└情報/属性/対人評価/社会
貨幣も、社会に浸透する前は「大宇宙」に属した。
Degeyter International、Albeniz Tango op.165-2 D-major、Brahms Intermezzo op.119-1 h-minor、Brahms Intermezzo op.118-2 A-major、Chopin Nocturne op.62-2 E-major、Chopin Mazurka op.50-3 cis-minor、Bach BWV539 d-minor、Bach BWV848 Cis-major
ゴルトベルク変奏曲、新書等から拾った学問史~数学編、新書等から拾った学問史~生物学編、『手のひらの京』
2018年
実在について
2-1 哲学について
哲学の峻厳さ
科学との比較
学者の拘り
モデルとしての学問
2-2 実在について
(強)実在
人々の在り様
意識のあり方 ~「気付き」への諸段階
ロゴスをキーワードとした理解
言語の本性
言語空間?
「自己中」素描からの「人多様性」考
2-1 人多様性、利己性、触法性
2-2 低所得性
2-3 ここまでの議論の落とし穴
2-4 それではどう議論するべきか
2-5 動物性、生物性
2-6 再び利己性について
2-7 経済を第1の道として、第2は?
権力と貨幣は元々は別物だった
2-8 第3の道
貨幣のフラット/ステップ/なだらかな配分
2-9 再び人多様性について
『二匹目の金魚』、『さよなら、インターネット――GDPRはネットとデータをどう変えるのか』
非民主的な道、民主的な道
1 主題設定
2 ある動物の生活空間がモジュールに
3 こうして心は生まれた~「転換点」へのアプローチ(1)
4 歴史家は言語に注目した~「転換点」へのアプローチ(2)
5 知覚から認知へのバトン~U界への継承事項(1)
6 複雑さ減少薬~U界への継承事項(2)
7 分裂は善
8 社会の中のモジュール化
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』、『歌うダイヤモンド』
数人のミクロな会話に折りたたまれたマクロなこと
1 前奏部:主題設定
2 第1主題:Qの信仰
3 第2主題:Pの信仰
4 展開部:PとQの対比
5 再び第1主題:現代版Q
6 再び第2主題:現代版P?
2017年
民主性についての覚書
1 はじめに
1-1 執筆動機
1-2 覚書のアウトライン
2 多数性の意義
2-1 組織学的モデル等~用語の整理
2-2 ヒトの脳ではニューロンが多数ある~組織学的モデルでの実相(1)
2-3 ヒトの種内多様性が事実的である~組織学的モデルでの実相(2)
2-4 多数性と多様性
2-5 超多様性
3 法の複雑さ
3-1 やはり疑わしい多数性
3-2 日本の法
3-3 制御概念の提出~法の複雑さを記述するものとして
所有現象と所有対象(財)としての貨幣
3-4 アボリジニが持つ法
3-5 「法」の未来の暗さと明るさ
4 おわりに
4-1 コンピューターへの期待
貨幣への怖れ
4-2 民主性の拡張
2016年
『ことり』、『木曜の男』
2015年
多数派について問う
1 はじめに ~ 2015年,日本
2 多数性の測定・公表 ~『ミツバチの会議』を読んで
3 多数性の感得 ~『時間と自由』を読んで
4 多様性 ~『生物多様性』を読んで
5 おわりに ~ 民主とは
『ピスタチオ』、『家守綺譚』、『海うそ』
3.11後を生きる
1 原発環境という発想
2 禁原発主体同士の連携
3 「連携困難」の要因を眺める観点
4 禁原発環境とは
5 禁原発環境は可能か
6 禁原発環境の理想像
2014年
『ドーン』、『夜行観覧車』、『言霊』、『白眼子』、『ピーティ』、『スピリットベアにふれた島』、『変成する思考 グローバル・ファシズムに抗して』、『流れ行く者』、『十五少年漂流記』、『てふてふ荘へようこそ』
脱原発の考え方
1 分人主義から出発する
2 第1ステップ~「少欲知足」をすすめる
3 非構造についての知を求めて
4 第2ステップ~分人を革新的に動員する
5 ひまわり
政治について
1 はじめに
2 行為システムの独特な所有 ~ ヒトの所有の概略
所有は文字通り「場所に有る」
所有対象としての貨幣システム
3 政治活動の同定(1) ~ 所有主体についての考察からの
4 政治活動の同定(2) ~ 所有客体についての考察からの
5 政治活動の同定(3) ~ 所有内容についての考察からの
6 政治学的問題の追究方法
7 先進的社会の構造性/非構造性 ~ 「知」の追究
8 統合-分裂運動 ~ 「自治」の探究
9 おわりに
経営や制御vs所有、プロvsノンプロ
2013年
ロゴスとパトス(その2)
└『空の中』の紹介/多数性を出発点とした考察/生物学における「多数性」「多様性」/「多数」「多様」を2つの極とする言語技術/言語技術の限界/言語技術の可能性
ロゴスとパトス(その1)
└『裸のフクシマ』の紹介/経済と貨幣/貨幣経済/木を見て森を見ないことは悲劇/経済学より広い視野/所有観念~経済を審判するもの/「意」について/ロゴスとパトス/ヒトの技術
貨幣は共有財とみることも出来る 貨幣交換における人間関係 所有細分の道具としての貨幣
2012年
社会的な政治を求める心
└文化と経済の相克 ~ 「文化的な政治を求める心」との接続/悪徳者は秘密主義/経済人は悪性/そこでの社会問題/規制の起源と実態/本来的な規制とは/ISOのようなものの提案
所有3種={資源的所有=経営や制御、経済的所有=いわゆる所有、文化的所有} ※資源的+経済的⇒個別的、文化的⇒普遍的
言語が所有構造を変革すると考えたとき、貨幣記述言語はどう変わっていくか。
文化的な政治を求める心
└プリンの味/政治を視野の中央に据えると/「『である』ことと『する』こと」の驚くべき結び/丸山氏の結びの大意は/「である」「する」を1つの言葉で語る/政治はどこへ
所有概念の効用、ここにあり。
アレントから学ぶ
真と善(その2)
└ルールが有益/有害であるということ/集団が存続する条件/ヒトの選択を選択全般から眺めると/中枢のスケッチ/真なる価値に対して
ここでの「ルール」は、個人や社会の構成要素に仕組まれた、プログラム。
所有と経営を分離させないために貨幣は役立つか
サムライアリ・マントヒヒ・ヒトの奴隷制を、所有概念の部分概念である支配概念から説明する試み。
真と善(その1)
└企業によるルールの捉え方/個人によるルールの捉え方
ローンを抱えた人々は避難が難しい
あれから1年
Q&A(その2)
└「致命的ギャップ」を政策の帰結として受け入れるべきかどうか/政治的現象に異を唱えることは,如何にして可能か/今のお金にまつわるルールは妥当か/お金の歴史上,人々の間の「意味」が増加から減少に転換したのはいつか/利子分のお金は,社会の中でどのように流れているか/資本家は,社会の中でどのように機能しているか/適切な評価とは
貨幣制度は人々の間の「意味」を決定付けるルール
Q&A(その1)
└政治はどんな営みであるべきか/政治組織は大衆に何を要求しているか
2011年
情報政府への転生(エピローグ)
└問題の整理/文化と社会/支配者側から支配を考える ~ 支配論(その1)/被支配者側から支配を考える ~ 支配論(その2)/支配と資本
支配主体4種={個人、社会、文化、自然}
全員参加の社会
└ヒトが集団をつくるための条件/ヒトが行う他者認知/ヒトが行う集団認知/個人にとっての社会概念/社会概念を含むスパイラル/資本と国家
リュディア方式の硬貨制度
『賢者はベンチで思索する』、『しずかな日々』
文化的要求を核に
└「自由」周辺の用語の整理/要求の原形/要求の複雑さの原因/要求現象の第2条件/要求現象の第3条件/要求主体を知らないということ/「装置」の歴史/文化的な要求行動とは
要求主体の複数性
情報政府への転生(プロローグ)
文‘政府は貨幣管理機構である’を内包する情報学的文脈
直接的な被災がなくても
└現状把握/復興支援とは/復興資本の成り立ち ~ 貨幣の問題(その1)/復興計画の基本的な考え ~ 貨幣の問題(その2)
貨幣の循環は、生体維持における食物連鎖の役割に相当し、機構(社会)維持に不可欠。使途不明金というもの。
心はどこにあるか(プロローグ)
人間賛歌
用語集(言語活動を記述するための)
2010年
幸福を呼ぶ北欧音楽
死について
情報はモノか
愛の物語
意味を見据える眼
意味(共有)があふれた生活
意味(交換)があふれた生活
交換の具体物としての貨幣
言葉は誰のもの
怒らない・怒らせない
自分+情報=?
語尾で歳をとる
丁寧に生きるには
粘り強さ